「お肌のため」がお肌を苦しめる?
紫外線は肌老化(聞くのも嫌な言葉ですね)の大きな原因の一つですが、この紫外線は、オゾン層の破壊などの影響で、年々増加しています。そこで登場するのが、
「日焼け止め」
・・・ちょっと待ってください!
この日焼け止めが、かえってお肌を苦しめているケースが多々あるんです。
そこで今回は、将来のお肌のことを考えた正しい紫外線対策のポイント、理想の日焼け止めについてお話します。
正しい紫外線対策を心掛け、いきいきしたお肌を保ちましょう。
紫外線ダメージはある日突然に
紫外線=日焼けとすぐに連想しますが、一番怖いのは肌の内部組織にダメージを与える事。肌に少しづつ蓄積された紫外線ダメージは数年後、突然シミやしわなどになって現れます。
まずは普段から紫外線対策をしっかり行い、ダメージを肌に記憶させないことが大切です。
夏だけじゃない!UVケアは年中必要
実は、春や秋、そして冬でも多くの紫外線がふりそそいでいます。
例えば、夏にSPF20の日焼け止めを塗った場合と、12月に何も塗らなかった場合と比べた時、実は12月の方が5倍も強い紫外線を浴びています。
また、室内、車の中にいてもガラスを通して紫外線は降り注いでいます。
大丈夫と思っていても、知らない間にお肌は紫外線を浴び、ダメージを受けています。お肌のためにも、オールシーズンのケアを意識しましょう。
日常生活なら「SPF10~20、PA+」のものであれば十分に紫外線をカットすることができます。
日焼け止めでよく聞く紫外線吸収剤は、強いUV効果を持つので、海やレジャー地で使うのに適していますが、その反面、お肌に負担を与え肌老化や肌荒れを起こすことがあります。
毎日使う日焼け止めなら、必ず紫外線吸収剤を使わない「ノンケミカル」でお肌にやさしい自然素材のものを選びましょう。
理想のUVケアは・・・
・日常使いできるもの(オールシーズンタイプ)
・紫外線吸収剤不使用
・SPF10~20程度
・合成界面活性剤不使用
・スキンケアも同時にできる
10年後、20年後、将来のお肌のことを思いながら、お肌に負担が少ない紫外線対策を行ってくださいね。