鍋料理や紅葉・雪景色など、この季節ならではの楽しみがいっぱいですね。
一方、乾燥や気温が下がり風邪を引きやすい季節でもあります。
ところで、皆さんの平熱はどのくらいでしょうか。
理想的な平熱は、36.5~37度と言われています。

【日本人の平熱の平均】
1950年の調査 36.8度
2008年の調査 36.2度

と、この58年間で日本人の平熱が0.6度も下がってしまっています。
この平熱というのは、健康にはとても重要です。なぜならば、平熱が36.2度以下の人は「低体温」風邪を引きやすい体質と言われているからです。

病気にならない身体作り

マスク・うがい・手洗いをしているのに、何故か毎年風邪を引いてしまう・・・
そんな方は、免疫力を上げて風邪や病気になりにくい身体作りをめざしましょう。

免疫力というのは、身体に侵入したウィルスを撃退するだけでなく、身体の中で生まれてしまう異常な細胞(ガン細胞)をやっつける力でもあります。
この免疫力と体温とは密接に関係しています。
低体温だと風邪をひきやすい体質と言われるのは、免疫力が低下しているからなのです。

免疫を味方につける

では、免疫力を上げるためにはどうすればいいのでしょうか。
1、食事に気を付ける
・抗酸化作用がある・・・ニンジン、大豆、ほうれん草など
・免疫力を高める・・・ネギ、キノコ、納豆、海藻など
・抗ストレスがある・・・玄米、トマト、カボチャなど

2、早寝早起き
睡眠を促す「メラトニン」というホルモンが免疫力を上げる働きを持っています。このメラトニンは、黄金タイムと言われている22時~夜中の2時に多く分泌されます。つまり、22時に寝て、最低7時間以上、部屋を真っ暗にして寝るのが理想です。

3、運動する
運動すると筋肉がつきます。その筋肉が発熱することで、体温が上昇し免疫力も上がります
また、血の巡りが良くなることで、お肌もキレイになります。

健康な人ほどよく笑う

そして、何よりも「笑う」
笑うことが一番の「くすり」です。笑いはストレスを回避して免疫力を上げます。作り笑いでもいいので、1日1回は笑いましょう♪

今年は寒さに負けず、日常の中に運動する機会+笑いを作って、身体もお肌もイキイキ生活を目指しましょうね。