徐々に日差しも強くなり、紫外線対策に美白!スキンケアの意識も高まるこの季節。
肌に直接塗る化粧水や乳液、日焼け止めなどにはかなり気を遣われていると思います。

しかし、同じく毎日お肌に触れている“衣類”についてはいかがでしょうか?
体を洗う石けんと同じように、衣類を洗う洗剤も、実はお肌に様々な影響があります
そこで今回は、衣類用洗剤のお話です。

洗たく洗剤によるお肌のトラブル

市販されている合成洗剤に必ず含まれているのが、汚れを浮かして落とす合成界面活性剤。どんなによくすすぎ、洗い流しても衣類に残留してしまうため、着ているうちに汗や湿気などで溶けだし、簡単にお肌に浸透してしまうと言われています。
汗をよくかく背中や脇の下などにかゆみや湿疹が出やすいという方は、この溶けだした合成界面活性剤によるものかもしれません。

また、合成界面活性剤は脂なじみがいいというその特性から、皮膚の上の必要な皮脂まで取ってしまい外的刺激に弱い敏感肌や乾燥肌の原因の一つとなっているとも考えられています。
微量とはいえ、毎日着ている衣類に残留し、常に触れていると考えると、少し怖いですよね。

「合成洗剤」と「洗たく石けん」

このように、様々なトラブルを招く可能性のある合成界面活性剤を主な洗浄成分として使用しているものが「合成洗剤」ですが、それよりもお肌にやさしいと言われているのが「洗たく石けん」です。
こちらは、天然の動植物から採取される天然油脂をアルカリで反応させて作った極めてシンプルなもの。
石油系合成界面活性剤を使用していないため、肌の上に残り、必要以上に皮脂を取ってしまうこともありませんし、流れ出たその先の自然環境でもバクテリアや水生生物にも影響しません。

ただし、水温によっては溶けにくかったり石鹸カスが残り、黄ばみの原因になったりと、利便性でのデメリットもあります。

選ぶべき洗剤とは?

では、私たちはどのような洗剤を選べばよいのでしょうか?お肌のことを考えた時、もちろん石油系合成界面活性剤を含まない「洗たく石けん」をおススメします。しかし毎日するお洗濯は、洗剤の溶けやすさや洗浄力など、使い勝手も重要ですよね。
そこで、「合成洗剤」でもなく、「洗たく石けん」でもない、菌から生まれた「第3の”エコ”洗剤」をご紹介します。

従来の洗剤は、界面活性剤を利用して、油分を浮かせて落とします。
一方この「第3の”エコ”洗剤」は、乳酸菌を中心とした善玉菌由来の酵素がタンパク質汚れや脂汚れを分解することで、汚れを落とします。よって合成界面活性剤はゼロ。このように、そもそも汚れを落とす過程が従来の合成洗剤や洗たく石けんとは異なるため、「第3」なのです。

は私たちのお肌の上にもたくさん棲んでいて、外的刺激から守ってくれる大切な役割をしてくれています。そのため、とってもお肌にやさしく、さらに使いやすさの面でも、石けん特有の溶けにくさや石鹸カスなどもなく、まさに洗たく石けんと合成洗剤のいいとこ取りという訳です。

今までの洗剤は、使いやすさか肌へのやさしさかどちらかを選択しなくてはならなかったかもしれませんが、「第3の”エコ”洗剤」の登場で、どちらも諦めずにすむ洗剤という選択肢も増えました。
ご自身やご家族の肌、さらには環境にもやさしい洗剤を選び、上手に付き合っていきたいものですよね。
ぜひこの機会に洗たく洗剤を見直してみてはいかがでしょうか。

おすすめ!第3の”エコ”洗剤

ネオナチュラル neobaby「善玉菌酵素洗たく洗剤」

乳酸菌由来の酵素が汚れを分解するため、合成界面活性剤ゼロ。デリケートな赤ちゃんやご家族の肌着洗いにおすすめです。