屋外に少し出ただけでじっとり汗をかく季節になりました。
そんな時気になるのが、日焼けとメイク崩れ

そこで今回は、ベースメイク、特にファンデーションに焦点を当てたいと思います。
ご自身の肌質やお好みに合ったものを選ぶ際の参考材料にしてくださいね。

お好みは粉?水?油?

より良い選択をするために、まずはファンデーションの中身を理解しましょう。
ケミカル・ナチュラル問わず、ファンデーションそのものは「粉」「水分」「油分」で構成されます。
この配合によって、下記のように4タイプのファンデーションに分類できます。
タイプによって仕上がりが全く変わってきますので、こちらを頭に入れておくと選びやすくなりますよ。

上記からわかるとおり、脂性肌の方は油分の少ないパウダーやプレストタイプ乾燥肌の方は水分・油分を多く含むリキッド・クリームタイプを選ぶと肌なじみが良いでしょう。

伸びもよく、カバー力もあるリキッドやクリームタイプは、ナチュラルファンデの場合、抗酸化作用や保湿効果を持つ植物エキスやオイルがたっぷり配合され、年齢肌に最適です。

ちなみにこのタイプのケミカルファンデは、合成ポリマーが多用されます。肌の表面にラップが張られたように強力な皮膜をつくることで、毛穴やシワを埋め、使用感をよくし、メイクを長持ちさせますが、肌荒れの原因になったり、強力なメイク落としでないとなかなか落とせず肌への負担が大きくなるので注意が必要です。

敏感肌の方は、「保湿効果の高いナチュラルな化粧下地と、パウダーファンデ」のセット使いがおすすめです。リキッド・クリームは肌への密着度が高いため、長時間つけていると汗腺や皮脂腺の分泌物がスムーズに分泌できず、肌の負担となる場合があります。その点、パウダーは密着度が低く、成分がシンプル。保湿効果の高い下地と組み合わせれば、乾燥も防げます

大人女性は使い分け

「お肌に負担をかけたくないし、ツヤ感のある潤いベースメイクもしたい」と両方望む方も多いかと思います。

そんな大人女性におすすめしたいのは、ファンデーションの使い分け
日頃は天然ミネラルでつくられたパウダー、外出するときなどはリキッド・クリーム、もしくはBBクリームと使い分けてはどうでしょうか。季節や気分で使い分けてもいいですね。

いかがでしたか?肌質、シーン、仕上がりに合わせたファンデーションを選んで、日々のメイクを楽しみ、理想の肌を手に入れてくださいね。