私たちの身の周りの生活には、竹との深い関わりが常にあります。
パッと思い浮かぶだけでも

タケノコ、ザル、竹箸、竹炭、竹酢液・・・

1日で1.2mも伸びる竹は、昔から家屋、家具、楽器、芸術用具、紙、衣類、食料等、何千種類もの原料、素材、製品にあらゆる方法で使用さています。
どんなものにも勝る適応性を兼ね備えた素材だからです。

広がる竹の可能性

日本は、野山に群生している竹林をいたるところで見かけることが出来るほど、竹には恵まれています。
また、生活に身近で1日に1.2mも伸びる竹は、再生可能な材料としてさまざまな生活の知恵が編み出され、私たちの生活と竹は深い関わりが常にあります。

春先に芽を出す筍は、季節の食べ物として食卓に上がり、筍の生長とともにむけ落ちる竹の皮は、食物を包むのに利用されたり草履の材料にも利用されてきました。

耐久性と弾力性に富む竹ヒゴを編んで作るザル、カゴなど様々な家具、道具が作られ生活の中で活用されていました。

また竹の粉末を田畑に撒布することで有機物の分解を促進して、水はけのよいふかふかのいい土を作ることが出来ます。そうすると、根張りがよくなり、美味しい野菜・果物を作ることが出来ます。

他にも竹の粉末と生ゴミを混ぜることで生ゴミを処理し、肥料として再生することが出来ます。

竹のエキスはお肌の状態を整え健やかにし、キメを整える力もあります。

このようにあらゆる方法で活用されている竹

あなたも竹の威力を生活の一部に取り入れてみてはいかがでしょうか。