ライター・次のキレイへプロジェクト代表 高柳 昌弘
次のキレイへプロジェクトを応援している、国産オーガニックコスメ「ネオナチュラル」の自社農場・母袋有機農場(岐阜県郡上市)の古民家「栗巣の家」では薪ストーブの温もりが嬉しい季節になりました。
この時期、農場の畑や周りの山々はとても静かなのですが、土の中ではモグラが盛んに動き回っています。
普段は畑を傷める害獣扱いですが、このモグラ君が通る穴には空気が送り込まれます。
春になり、土中が温かくなると、この空気と藁や牛糞などの有機質成分が触れることで発酵が進み、豊かな土になっていくため、モグラ君も実は農場で大切な役割を担っているのです。
さて、こうした動物たちの力も借りながら行っている「土づくり」ですが、農場で最も大切と言われています。
お百姓さんは自然に関わる様々な知識を駆使して、「土づくり」に励んでいます。
例えば「堆肥」。
畑の周りや山で刈り取った雑草や藁、籾、家畜の糞などを混ぜて発酵させ、それぞれの畑の作物に合わせた堆肥を使い分けます。それを利用して美味しくて栄養豊かな野菜を育てるための土を作るのです。
こうして作られた土の中では、野菜の育成を促したり、病気になるのを防ぐ善玉菌が活発に活動しています。自然の堆肥を使い、善玉菌が元気に活動できる土をつくる。これが本来の有機栽培です。
一方化学肥料や農薬を使用した近代農業の畑の土の中には、ミミズも菌も少なくて、畑はまるで促成栽培の工場のようです。
ここで思い出すのがお肌の話。
お肌に棲む善玉菌や悪玉菌などの常在菌がバランスよく働いて、皮膚のバリア機能がしっかりと保たれていると、自然と潤い、健やかなお肌となります。
ネオナチュラルが提唱しているオーガニックスキンケアは、このお肌の自然な働きを助けるためのもの。自然由来成分で、お肌の常在菌のバランスを整えて善玉菌を増やす「育菌スキンケア」なのですが、善玉菌の力を借りて豊かな「土づくり」をする有機農業ととても似ていますよね。
そう!美肌のための「スキンケア」も野菜栽培のための「土づくり」も『育菌』が大切なのです。
あなたも、健やかなお肌とご自身の健康のために、色んな『育菌』活動を一緒にしませんか?