ライター・いしずか久見子
湿度の高い夏のこの時季は洗濯物が乾きにくいように、体にも水分が溜まりがち。
顔や手足のむくみだけでなく、なんとお腹の中、腸でも水分が余ってむくみが起こることがあるんです。この状態を『むくみ腸』と言います。
放置しておくと、腸の機能が低下し太りやすくなったり、 免疫力もさがり、体全体に悪影響を及ぼします。
もし次のような習慣や症状に当てはまる場合、あなたはむくみ腸かもしれません。
【むくみ腸診断】
□慢性的に便秘である
□冷たい飲み物を沢山飲む
□顔や脚のむくみがとれにくい
□肌荒れが治りにくい
□デスクワーク(座っていること)が多い ・ 運動不足
むくみ腸の原因は①腸内環境の悪化、②水分を摂るペースが汗や尿で排出するペースを上回る、③腸のぜん動運動を起こす刺激の不足、といった3点に集約されます。
■Wケアで『超』スッキリ
改善するには、体の内からは腸内の善玉菌を増やす食事をゆっくり摂ることで腸からの水分吸収をスムーズに。外からは冷えに気をつけ、ストレッチなどを小 マメに行って、腸のぜん動運動を刺激してあげることがとても大切です。
今回ご紹介するのは、私が実践しているタイ式ヨガ「ルーシーダットン」のポーズです。
腹式呼吸で腸のぜん動運動を刺激しながら、脇腹を絞りこんでいくストレッチ。
簡単なのに、むくみ腸の解消とウエストのくびれ作りもできる、一石二鳥な動きです。
時間のない場合は腹式呼吸だけでも日々頑張りましょう。
女性は胸で呼吸をする のが習慣になっている方が多く私もそのひとりでしたが、腹式呼吸が身につくとお腹はぺたんこ!
腸の調子も徐々に上がってきますよ。